2023/10/26

上等なものほど普段使いにする


小さい頃からずっと、母親から「これはよそ行きの服やから着たらあかん」と言われ、値段が高くて上等な服(ブランドものでも特別高価なものでもない)は年に1回くらいしか着なくて、そのうちサイズアウトしていました。
お皿でもアクセサリーでもなんでも、少しでも高価なものはほとんど使わずに置いてありました。

一言でいえば貧乏性ですね。

でも、せっかく上等で上質なものだったら、何回も使う方が良いんじゃないのか。
高いお金で買ったのなら、何回も使った方が元も取れるし(←この考え方も貧乏性)、品物が良いならすぐにへたらずに長く使えるはず。

もったいない、もったいないと言って使わずにいたら、
そのほうがもったいない。

そういう私も親の影響で、数年前までは上等なものは特別な時にしか使わなかったし、そういうもんだと思い込んでいました。
物を手放し始めてから、終活を意識し始めて、その時にようやく

「この高価なピアスは、いったいあと何回つけるんだろう」

と思い、安くて見栄えも良くないピアスを捨てて、上等なピアスだけを身に着けることにしました。失くしたら失くしたで、たくさん使ったのならあきらめもつく。

同じように、高価なお皿も普段使いにしました。
重くて使いづらいお皿を手放し、使いやすいお皿だけを必要な分だけ残しました。
割れたら割れた時だと思うようになってから、息子が高価なお皿を使っていてもピリピリすることもなくなりました。

物って使うためにあるんだから、使わないともったいない。

上等なものは使い心地も良いし、長く使えるものばかり。

そして、上等なものを使うと、やっぱり気分も上がるものです。

あくまでも、今持っている上等なものをしまい込まずに使うべし、というものであって、なんでもかんでも高価なものを買うべしというわけではありません。
そんなお金ないですし!
でも、安いからと言って買ったものを雑に扱ってしまうよりも、上等なものを大事に大切にしながら使うのも良い暮らしだなあと思うのです。

それと、物はいつか壊れるもの。大事にしていたけど壊れたりなくなってしまった時、それが自然なことなんだと受け入れる心の余裕も必要だなって思います。

上等なものは長持ちするので、下手に安いものを買うよりも節約になったりします。

安物買いの銭失いにならないように、今しまい込んでいる上等なものを普段使いにしちゃうのもアリだと思います😊


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