2023/10/02

喘息とサルコイドーシス


私が喘息と診断されたのはサルコイドーシスが確定した後なのですが、実はその少し前から喘息のような症状はありました。母方の家系が喘息持ちなので、とうとう私にもでたのかと思っていました。

大学病院の呼吸器内科で、呼気NO濃度測定検査をしてもらった時のお話。

検査は比較的簡単で、測定機に息をゆっくり長く一定の量を入れていくだけです。ただ、私がトランペットをしていたせいか一発OKだったのですが、それはめずらしいらしく上手いと褒められました(笑)何度もやり直しの人もいらっしゃるそうです。

先生「普通の人は15くらい、30超えたら喘息が濃厚、発作が出てゼーゼーいってる人で100ね」

ほう、そうなんですね。

先生「で、あなたの数値が78」

わお( ・ ω ・ )

先生「薬出しますから、毎日吸入してね」

そしてそれから7年経った今でもこの吸入を続けています。一生でしょうね。

この時に先生からは喘息とサルコイドーシスは関係がないと言われました。その時はそうなんだなと思っていたのですが、その後にSNSでたくさんのサルコイドーシス仲間と知り合い、肺サルコイドーシスの方はみなさん喘息も併発していました。どうやら全くの無関係ではなさそうです。因果関係がわからないだけなのかもしれませんね。
そして、調べていくと肺サルコイドーシスの治療としてステロイドの吸入をしているという人もいらっしゃるそうです。

写真は数年前のレントゲン写真です。
左がステロイドの服用をする前。肺門リンパ節が腫れて、たらこみたいになっています😑
右が1日25mgのステロイドを毎日服用し、1ケ月ほど経った時のものです。わかりにくいかもしれませんが、こちらは腫れが引いてきてシュっとしています。息苦しさもかなり良くなっていました。
喘息の症状も、サルコイドーシスが悪化すると同じようにひどくなる傾向にあります。


自覚症状がない人でも、健康診断のレントゲンで発覚することがあります。
ただし、自覚症状もなく、肺以外のサルコイドーシスもない人は治療せずに自然治癒することが多いそうです。
もし、健康診断で指摘されて心配されている人がいらっしゃったら、7割が自然治癒か生活に支障がないので安心してくださいね😊

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