2023/10/03

年賀状をやめる


 最近「年賀状じまい」という言葉をよく聞きます。

数年前まで、そんな風潮なかったのになあ。

私が年賀状をやめたのは、そんな言葉が出てくるもっともっと前のことです。

子どもが小さかった頃は、毎年写真付きの年賀状を作っていました。凝っている時は友人用、親戚用、子どものおともだち用など何種類も作ってきちんと出していました。

でもね、毎年毎年、10月くらいから「あ、そろそろ年賀状用の写真を撮らなきゃ」とか考え始めるわけです。凝ったデザインにしていた頃は、どんな年賀状にしようか考えたり。何枚出すか計算して郵便局に年賀はがきを買いに行かなきゃとか。プリンターのインクあったっけ、途中でなくなったらあかんから、多めに買っとかないと、とか。あ、これ失敗したから郵便局で交換してもらわなあかんわ、とか。

この一連のめんどくさい作業を、年末のくそ忙しい時にやらないといけないんですよね。

クリスマスのケーキどうしよう、プレゼント買わなきゃ、いつから帰省しよう、お正月は何を作ろう、親戚のお年玉用に新札を準備しなきゃ、ポチ袋買わなきゃ、大掃除用の洗剤買わなきゃ。

あの頃、ようやってたわ!

がんばってたわ、私!

でね、確か離婚した直後か直前かにやめちゃったんですよね。

ぴたっと。

何の前触れもなく。

年賀状が来ても返さない。


病んでたんですよ、うつ病やったしね。もうどうでもええわ、って思って。

誰に何を思われようが、もうええと。

そしたら、もうスッキリなんてもんじゃない。毎年、何を悩んで苦しんでたんやと思いました。ものすごい解放感!笑

当時は年賀状をやめるなんて、常識的に考えられなかったんですが、今は違いますよね。

SNSも充実してるし、挨拶なんて気軽にいくらでもできます。

「年賀状じまい」なんて言葉が出てくるくらい、一般的になりつつあります。

突然やめるのは不義理だと思ったら、次の年賀状に「今回で年賀状を終わりにさせていただきます」って一言書いておけば良い。


年賀状をやめると、まずあれやこれやと考えたり動いたりする時間がごっそりなくなります。

年賀状代もプリンターのインク代も要りません。なんだったら、もうプリンターもいらん。

過去にもらった年賀状も、感謝しながらすべて処分しました。

あとはSNSで「あけましておめでとうございます!」って書いたらええんです。それもめんどくさかったら、しなくても大丈夫。

お手紙が好きだったり、年賀状をもらうのが好きな人は続けたら良いと思います。それもとっても素敵なことですよね😺

でも、もし苦痛に思っているならやめてみるというのも選択肢に入れてみてください😊


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