手放した古いミシン |
私は手芸が趣味でした。
初めはビーズアクセサリー作りから始まり、
息子が幼稚園に入園する時に必要なグッズを手作りするためにミシンを買いました。
手提げのかばんやスモッグ、シューズケースなどいろんなものを作って、そこから手芸にはまりました。
手芸好きの友人と手芸部を立ち上げて、活動していました。
作った作品をブログに投稿したり、テーマを決めてみんなで作品を作ったり。
手芸好きな人はわかると思いますが、手芸店や雑貨屋さんなどでかわいい布を見かけると、ついつい購入してしまうのです。
布だけでなく、かわいいボタンやめずらしいワッペンがあると、次にいつ出会えるかわからないので、使うあてもないのに買ってしまう。
そうこうしているうちに、家には手芸用品の布、毛糸、ビーズなどが衣装ケースいっぱいに、そこからはみ出してえらいことになっていました。
そこから離婚、引っ越し、調停などいろんなことがあって、
平日にフルタイムで働いて、週末には他のアルバイトも。
手芸に割く時間もなく、考える時間もなく、頭の中が忙しくて何もできませんでした。
新しい趣味ができて、さらに手芸から遠ざかっていく。
それはそれで良いと思うのです。
でも。
たくさん買い集めた手芸用品を見るたびに、
もったいないな、使わないのにこんなに買ってしまった
という罪悪感でいっぱい。
いつかまた手芸の趣味が復活するかも、だから置いておこう。
と言い訳しながら、頭の中ではわかっているのです。
もうしないだろうな、っていうことを。
久しぶりに、ミシンで手持ちのものを修理しようとしたところ、
がしゃがしゃ変な音がして、動きが悪いことに気が付きました。
そりゃそうだ、もう購入してから15年以上経つんだから。
そこで、やっとふんぎりがつきました。
いったん手放そう。
もし、いつかまた手芸がしたくなったら、その時に買えば良い。
ミシンを処分し、使えそうなグッズは手芸サークルに所属している友人に連絡を取り、送りました。
引き取ってもらえて本当にありがたかったです。
サークルで使ってもらえてほっとしました。
今では、繕い物するくらいの簡単な手芸用品だけを手元に残して、あとは手放しました。
気持ちや環境が変わって、趣味が変わることもあると思います。
置いておくことで、気になったり罪悪感があるのなら手放すことも考えてみてください。
心変わりは誰にでもあります。
ただ、次に違う趣味を始めるなら、手当たり次第にグッズを購入するのはやめようと思います😖
反省して、絶対に使うものだけを購入しようと思いました。
↑ランキングに参加しています!応援よろしくお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿